2011-11-29 第179回国会 参議院 法務委員会 第5号
○参考人(松本俊彦君) 今でも気持ちは変わっておりません。私自身、刑務所あるいは保護観察、それから地域で様々な形で薬物依存者の支援にかかわってきました。しかし、やはり一番最後に大事なのは地域でどうやって受け止めるかだと思います。それも法律で縛られていない格好で彼らが自発的に治療につながるようになる。その機会を与えるのが、例えば執行猶予期間中にどのようなプログラムを提供されたかによるかな、そして地域の
○参考人(松本俊彦君) 今でも気持ちは変わっておりません。私自身、刑務所あるいは保護観察、それから地域で様々な形で薬物依存者の支援にかかわってきました。しかし、やはり一番最後に大事なのは地域でどうやって受け止めるかだと思います。それも法律で縛られていない格好で彼らが自発的に治療につながるようになる。その機会を与えるのが、例えば執行猶予期間中にどのようなプログラムを提供されたかによるかな、そして地域の
○参考人(松本俊彦君) 御質問どうもありがとうございます。 精神科医の中で薬物依存症患者さんをたくさん診ていると、やはり雇主の病院からは嫌がられます。商売になりません。非常に手が掛かります、疲れ切ります。スタッフもいろいろクレームを出してきます。そうするとやはり、世知辛い話ですけれども、これは診療報酬という格好で、そういう難しい方を診ると診た分のことは病院にあるよということ、仮にもうからないにしても
○参考人(松本俊彦君) おはようございます。松本と申します。私は、薬物依存症を専門とする精神科医です。これは、精神科医の中では絶滅危惧種に近い非常にマイナーなものです。 本日は、精神科医療の立場から、薬物依存者の治療と回復という観点で話をさせていただければと思います。 話は、お手元にありますこのカラーのパワーポイントを打ち出したものに沿っていきます。適宜資料を御関心がある方は、細かく資料も一応付